手を掛ければ掛けるほど良いモノができる
現在は農場長として、ハウスや出荷場など全体を見渡し、出荷のスケジュール管理やサポートを行うのが主な仕事です。野菜や植物と向き合うのも難しいですが、従業員さんへの声掛けや指示など、農場長として人と向き合う難しさを実感し、管理者としての心得を勉強する毎日です。更にニラの育成に大きな影響を与えるビニールハウスの換気作業や苗の管理など、重要な実務には人一倍気を配るようにしています。
入社3年目に30aの畑を任されたのですが、任された嬉しさと責任感もあって通常業務とは別に時間を作って草抜きや水やりなどを頑張ったおかげで、地元農家で構成される部会の圃場巡回で一番の評価をいただいたことが今でも印象に残っています。それがきっかけで、地元の皆さんから一目置かれるようになりましたし、自分が手を掛ければ掛けるほど良いモノができるという自信にも繋がりました。
ニラは葉物野菜なので、シャキッときれいな状態にいかに育てるかがこの仕事の醍醐味ですね。
虫食いや葉枯れなく育てるには、雑草の処理や適切なタイミングでの農薬散布、換気作業など、様々な工程に気を配る必要があります。地元のベテラン農家さんは、本当にきれいなニラを栽培されるので、自分達にはまだまだ伸びしろがあると信じ、精進を続ける日々です。